当保存連合会について

四日市祭浜田大山車の舞獅子保存連合会

浜田大山車は旧北濱田(現在の浜田町など)と旧南濱田が隔年交代で四日市祭に曳き出していました。そのために、舞獅子も南北濱田それぞれにありました。旧北濱田に保管されていた大山車の焼失後、旧南濱田の舞獅子は戦災を逃れたこともあって、いち早く復興し祭礼に参加するようになりましたが、町の人口増加や、区画整理による町名・町境変更などによって、旧南濱田・十中組(現在の中浜田町・浜田町・十七軒町・九ノ城町)を中心にした「浜田舞獅子」と、旧南濱田・橋南組(現在の南浜田町)を中心にした「南浜田舞獅子」に分かれ、それぞれに保存会を結成して活動を行うようになり、現在に受け継がれています。

約60年間にわたり別々に活動をしてきましたが、本来はひとつのものであることから、互いに連携を深め、今後の活動について協力し合おうという主旨で平成19年に結成されたのが「四日市祭浜田大山車の舞獅子保存連合会」です。

連合会では、両会の活動を尊重しあいながら、貴重な文化財を末永く保存継承するための活動に取り組んでいます。

 

保存連合会